「どうして学校へ行かないの?」「このままでいいの?」
子どもがずっと家にいる日が続くと、そんな気持ちがふと湧いてしまうこと、ありますよね。
「やる気がないだけなんじゃない?」
「もっと頑張れば、きっと…」
そう思ってしまうのも、親として当然の感情です。
でも実は、“動けない”背景には、子ども自身もコントロールできない心の仕組みがあることがあります。
◆ 甘えているのではなく、“今は力が出せない”だけかもしれません
子どもが家で過ごす時間が長くなっているとき、
それは「やる気がない」からではなく、心や脳が疲れているサインかもしれません。
たとえば、
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人との関わりで小さな傷が積み重なっていたり
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朝起きるのが怖くなっていたり
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自分でも言葉にできない不安が渦巻いていたり
…そんなふうに、目には見えないけれど確かに「しんどい理由」があることがあります。
◆ 脳が“省エネモード”に入ることもあります
強いストレスを感じると、脳は「これ以上消耗しないように」ブレーキをかけてしまいます。
それが、
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やる気が出ない
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外に出るのが億劫
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何をしても楽しく感じない
…といった“止まってしまったような状態”を引き起こすのです。
これは、子どもの意志の弱さではありません。
むしろ、「これ以上は無理」という心の防衛反応なのです。
◆ 大切なのは、“戻す”ことよりも“満たす”こと
「どうすれば動いてくれるか?」ではなく、
「今、何が不足しているのかな?」という視点を持つことが、子どもの回復の第一歩になります。
まずは、
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そばにいるだけでも安心できる時間
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小さな“できた”を見つけて認めること
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自分のペースを尊重される経験
…そんな時間が、子どもの心に少しずつエネルギーを溜めてくれます。
子どもが止まっているように見えるとき、
それは「甘え」ではなく「充電中」かもしれません。
周りと比べず、焦らず、
「今はちょっと立ち止まっているだけ」と受け止めてみてください。
私たちBESCHOOLでは、子どもが“もう一度自分を取り戻せる時間”を大切にしています。
そっと寄り添う場所として、いつでもお待ちしています。
まずはお話お聞かせください。
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